Twitter広告で自社サービスに集客してほしい【ロジカルシンキングを鍛える】


ロジカルシンキングとは論理的思考のことで、物事を順序立てて細分化して考えて結論を導き出す思考方法のことです。ロジカルシンキングはどんな仕事にも活かせます。具体的には仕事の成功率が上がるので、評価が上がり出世するなど、社会的な成功を勝ち取ることができます。一流のコンサルタントは当たり前に高速なロジカルシンキングができますし、マーケティングやプログラミングの業務には特に活かせると思います。
この連載では、マーケター兼エンジニアである筆者の日常に起こることを抽象化し、ロジカルシンキングが鍛えられるように問題形式で書いていきます。是非、考えることを楽しんで頂ければ幸いです。

今回のケース

上司から別の事業でTwitter広告が効果的だったから、ウチの事業でもTwitter広告を使って集客してほしい、と依頼されました。

今Twitter広告がアツいから、自分たちも使えば効果が出るだろう。というのは非常に短絡的な考え方です。

アナログな上司からTwitter広告の使用を指示されても、そのまま正直にTwitter広告の活用戦略を考えてはいけません。

マーケティング部に配属されたばかりでマーケティング知識がないアナタでも、ロジカルシンキングで1つ1つ課題発見と課題解決をしていけば答えは見えてきます。

Twitter広告で成功した理由を解明する

まずは他の事業がTwitter広告を使って成功した理由を解明しましょう。

その事業は若年層向けのWEBメディアを運営していて、Twitter広告経由で若年層のアクセス・会員登録が増えました。

つまり、Twitterのユーザー層とサービスのターゲット層が同じであったため成功したと考えられます。

WEBメディアの会員登録は無料であるため、とりあえず登録しようかというユーザーをTwitter広告から獲得することができました。

解明した理由をもとに自分たちの事業にもマッチするか分析する

この事実を自分たちの事業に当てはめて考えてみます。自分たちの事業は若年層向けに数万円する商品を販売しています。その商品は少しニッチなもので、万人が買うものではありません。

[検証]数万円する万人が買うものではない商品をTwitter経由で販売できるか

Twitter広告でその商品を欲しがっているユーザーにリーチができれば可能

広告ターゲット設定である程度は絞れるが、厳密ではない。

この調査結果から、思っている効果は得られないと判断した。

そもそもの課題に戻りますが、
[課題]上司からのTwitter広告活用の指示に従いプランを立てる
と考えてしまう人がいます。

上司が求めていることをそのまま考えてしまうのではなく、そもそも達成すべきことは何かをロジカルに考えれば、
[課題]事業に集客する
という本来の目的がわかります。

そしてロジカルシンキングでその課題を深堀りしていくと、
[解決策1]デジタル広告を使う
[解決策2]アナログ広告を使う
と分解することができます。(広告以外の手法も考えられますが、ここでは割愛)

今回はデジタル広告を使う方で話を進めていくと、
[課題]どういったデジタル広告が最も集客効果が見込めるか

[解決策1]Twitter広告
[解決策2]インスタ広告
[解決策3]フェイスブック広告
[解決策4]リスティング広告(Google、Yahoo)
[解決策5]DSP広告
など、いろいろなアイディアが出てきます。

そしてここでもう1つ深堀りしておくべきことは、自分たちの商品を購入する人がどういったプロセスで購入するかです。

ただユーザーの年齢や性別の層が同じだけでは成果に結びつかない可能性があります。商品購入のプロセスと最も近いデジタル広告を選べば、高い集客効果が見込めると考えられます。

自分たちの商品はニッチで高額なため、ほぼ健在層のみが購入します。潜在層には、そもそも商品がどうゆうものなのか知ってもらうところから始まるため、かなりの労力を要します。

今回集客の成果を出すためには、健在層にターゲットを絞って広告を出すことにします。

[課題]健在層に認知させられる広告を選定する

今まさにその商品を求めてGoogleやYahooで検索している人に訴求できる「リスティング広告」が最適と判断できました。

結果、上司に「この分析の結果、Twitter広告よりリスティング広告の方が効果的です」と報告し、見事リスティング広告からコンバージョンを得ることができました。

まとめ

周りからの指示・命令にそのまま従うのではなく、その事実を抽象化して本来の課題を発見します。

正しい課題が認識できたところで、その課題を解決できる手法を探っていけば、おのずと成功確率の高い手法にたどり着くことができます。

常に目の前にある事実を「これは本来どうゆうことだ?」と考える癖をつければ、さまざまな場面でロジカルシンキングを活かすことができます。