
今回のプログラマーインタビューは、ネットワーク系やサーバ系、クラウド系等各種ITインフラ案件など、さまざまな案件でプロジェクトマネージャー(PM)を務める35歳の「すろおいあ」さんです!
大手SIerでリサーチャーやネットワークエンジニアとして業務をこなし、現在はプロジェクトマネージャーとして10年程度勤務されています。
プログラマーの経験はありませんが、プロジェクトマネージャーの目線でプログラマー、システムエンジニアについても語って頂きました。
プロジェクトマネージャー(PM)として働く「すろおいあ」さんのプロフィール
大学卒業後一貫してIT業界、システムインテグレーター(SIer)で従事しております。
最初はIT関連のリサーチャー、その後ネットワークエンジニアとして各種ネットワーク構築業務を担当。
現在は新製品の立ち上げ業務などにも携わりつつ、ネットワーク系やサーバ系、クラウド系等各種ITインフラ案件にてプロジェクトマネージャとして10年程度勤務をしております。
ITインフラPMとしての現在の年収
1000万円
ITインフラPMとして働くご自身の強みを3つ教えてください
・傾聴力
・幅広い経験と知識
・コミュニケーション力
プロジェクトマネージャーになるには、どうすればよいですか
一般的にプログラマー→システムエンジニア→プロジェクトマネージャーというステップを踏む場合が多いと思います。
そのステップの中で必要となるスキルも変わってきます。最初はとにかく担当する分野の技術スキルが重視されます。
その後、徐々にチームで仕事をすることや、お客様と仕事することが増えていくため、相手の意図をきちんとくみ取る聞く力や、自身の考えを伝える力が必要になってきます。
学生や年齢が若いときは、技術スキルをつけることが楽しく、そこにばかり目がいくかと思いますが、より早く上流工程に携われる人、上流工程で能力を発揮できる人というのは、傾聴力やコミュニケーション能力の高い人だと感じます。
プログラマーになろうとする方は理系出身の方も多く、この分野が苦手な方も多いかも知れませんが、聞くことや伝えること、論理的思考といった分野を少しでも早くから意識できているエンジニアは将来大きな差をつけることができると感じます。
『プログラマーの仕事はきつい』というイメージがありますが、PMの意見を聞かせてください
プログラマーとしての経験は無いですが、プロジェクトには納期が必ずあり、いつも余裕のあるスケジュールを立てることができるわけではありません。むしろ、余裕の無いスケジュールの方が多いと感じます。
そのため、プログラマーのみならずエンジニアとして働く厳しさ、キツさはかならず発生するかと思います。
ただし、そこを乗り越えることができた時の嬉しさは、かけがえのないものだと思いますので、冷静なもう一人の自分を作り上げることのできるプログラマーは成功する可能性が高いと感じます。