今回のコンサルタント年収インタビューは、慶応義塾大学を卒業後にソフトウェアベンダーに就職、10年間勤務後に大手IT企業に転職し、現在はシステム導入コンサルタントとして働く35歳の「Ryo」さんです!
ITコンサルタントとして働く中での失敗経験や、失敗から学んで成功体験を得た話など、現場でのリアルな体験を聞かせて頂きました。
ITコンサルタントへ転職するための具体的な手法も聞きましたので、ぜひ最後までご覧ください。
ITコンサルタント「Ryo」さんのプロフィール
慶應義塾大学を卒業後、ソフトウェアベンダーに入社し、保守コンサルタントや導入コンサルタントとして10年間勤務。
その後2019年に大手IT企業に転職し、現在はシステム導入コンサルタントとして人事・給与・勤怠・タレマネ領域のPJTにおけるチームリーダーを担当しています。
現職では主にSaaS型のシステム導入しています。カスタマイズを前提としたプロジェクトに比べ、Saas型はお客様の業務にシステムを合わせるのではなくシステムに業務を合わせてもらうのが特徴です。
そのため、新システムでできないことを先手先手で伝え、システム外での代替策を合意するといった交渉力が求められる仕事です。
こうした交渉力を身に付けたことで、コロナでフルリモートでの会議になっても支障なく業務を続けることができています。
ITコンサルタントに従事する現在の年収
860万円
大手企業でITコンサルタントとして働くご自身の強みを3つ教えてください
・業務知識(人事・給与・タレマネ)、スパイラル式導入のノウハウ
・資料作成スキル
・交渉力
ITコンサルタントになるには、どうすればよいですか
業界の知識、業務の知識、開発経験のいずれか1つでもいいので専門領域のスキルアップを計ることだと思います。
私の場合は業務知識からでしたが、他にも特定の業界の知識をいかしてセクターコンサルになる人や、開発上がりでシステムの仕組を熟知しITコンサルになる人も多くいます。
『コンサルタントの仕事はきつい』というイメージがありますが、大手IT企業で働くRyoさんの意見を聞かせてください
コンサルになりたてのころは、プロジェクト後半になるにつれて仕事はきつくなっていくものだと考えていました。
しかし現在は、各フェーズごとにどういったことを抑えておけば後々きつくなることはないといったことがつかめてきたので、自分のプロジェクトコントロール次第ではないかと考えるようになりました。