【年収740万円】博報堂グループでWEBプロデューサー


この企画では、40歳未満の中小企業の社員、もしくは個人事業主で年収600万円以上ある方へインタビューを行います。大企業なら年収600万円はざらにいますが、中小企業の社員や個人事業主として600万円は、成功の1つの基準と言えます。
考え方や姿勢、ビジネステクニックやノウハウ、秘話をたっぷり聞きました!再現性のあるエピソードが多数出てきますので、みなさんも是非参考にしてみてください!

第8回目は、博報堂のグループ会社でWEBプロデューサーをする32歳のレオさんです。

ベンチャー企業でWEBデザイナーとしてキャリアを開始し、現在は博報堂のグループ会社勤務で、5年間で年収が倍になっています。

レオさんには経歴とともに、自身の転職活動のノウハウを体系的に説明していただきました。

自身のキャリアについて悩んでいる方は、必見ですよ!

ベンチャー企業から博報堂グループ会社へキャリアップを成功した「レオ」さんのプロフィール

[現職]
職種:webプロデューサー
役職:一般社員
業界:広告業界

2011年にベンチャーのWEB制作会社に入社。

リーマンショックの影響を受け、大手企業には入社出来ませんでした。

そこではデザイナーとしてWEBデザイン業務を行っていました。会社の業務実績や環境があまり良くなく、不安を感じたため、1年半後、派遣社員として大手IT企業へデザイナーとして入社しました。

その1年後、正社員登用の話をいただいたので、正式にこの企業へ入社いたしました。

大手ナショナルクライアントのコーポレートサイト制作や、ECサイト、LPなどを制作していました。

コンペや提案受注業務に関してはデザインをすることもありましたが、この時期は主にWEB制作会社のディレクション等を担当していました。

また、クライアント先にディレクターとして一定期間常駐し、そこでWEBサイト管理担当者として業務を任されていた時期などもありました。

ただ、ここで年次を重ねてもそこまでの年収は稼げないと先輩等の話を聞いて分かっていたので、ある程度経験を積み、業務が落ち着いた頃に転職活動を始め、現在の会社に2015年にwebディレクター入社いたしました。

博報堂グループ会社で、広告のWEB領域を担っている部署であり、90%が親会社から発注がくる大手クライアントの仕事です。

社内編成等もあり、入社当時から多少取扱い業務内容が変わる部分もありましたが、良い意味で幅広い業務に携わることが出来ています。

通信系事業、物流、行政、メーカーなどのデジタルプロモーション設計制作、サービスサイト、コーポレートサイト等の起ち上げなどが主な業務です。

博報堂グループ会社でWEBプロデューサーを務める現在の年収

740万円

WEB制作領域でキャリアップに成功したご自身の強みを3つ教えてください

①合理的主義:両者にとってのコストパフォーマンスを大切にし、利益率や自分の稼働率を重視します。

②優先したいプライベート:仕事よりも優先したいプライベートがあることで、計画的に業務を遂行します。

③現場経験:現場経験を積んでいるため、詳細知識があったり、プロジェクトの全体像を把握することが出来ます。

年収が5年間で倍になる転職を成功させた中で、転機を教えてください

1つ目は働く環境を考えて転職を行ったことです。

1社目は正社員でしたが、その雇用形態にこだわることなく、自分の能力を最大限活かせる環境を見つけようと2社目に転職したことは成功したと考えます。

2つ目はマネジメント業務へのキャリア転換です。

2社目にデザイナーとして入社した会社は、大規模企業であり全て内製で賄っている訳ではなかったので、メインのデザインを担当しつつ外注先のマネジメントなどもこなす必要がありました。

しかし、わたしは自分で手を動かすことにこだわりはなかったため、スムーズにキャリア転換することが出来ました。

このキャリアを活かし、現在の職場で順調に仕事をこなしています。

年収は5年間で倍以上にもなりました。年収以外の面でも幾つか大企業のグループ会社に転職したことはメリットがありました。

グループの福利厚生を今までの会社と比べると断然充実していたり、女性の産休取得後の復職率が多いようです。

おそらく、手掛ける事業や職種も幅広いので、自身の方向性やライフスタイルの変化があった際、社内での異動などもできる可能性があるのではないかと感じているところがあります。

中小企業や派遣社員で大企業への転職を目指している人へアドバイスをお願いします

転職を検討されている方に少しでも参考になればと思います。

転職するにはかなり体力を使うと思います。

わたしの場合、具体的にこれをしたいとか、やりたいとかという目標に向かって進んだわけではなく、単にその環境をどうにかして脱却したいという感情のほうが強かったです。

ですが、転職先を考えるに当たり、なにをすることに自分が向いているのか、どういう業務なら苦痛だと感じないのか、一番優先したいものはなんなのか、等。真剣に向き合う機会は必ず生まれるので、いまやりたいことが見つかっていない方でも、まずはできることから始めることが大切だと思います。

具体的な応募に関するアドバイスとしては、会社を探すのに転職サービス等を利用するのも手かと思いますが、ある程度希望企業を決め、希望企業の社員の方の話をまず聞いたほうが良いかと思います。

そうすると、その企業が利用しているエージェント会社などを知ることができたり(公に募集していない企業でも募集があることがあります。)社員紹介の制度を導入している企業もあったりするので、採用までのステップは近づくかと思います。

知り合いにいなければ知り合いの知り合い、といったように、周囲の人に相談しつつ関係性を築いていくことは転職に際してとても心強いものになると思います。

編集後記

レオさんありがとうございました!

レオさんのようにIT系の職種でキャリアに悩んでいる人は五万といるはずです。

専門学校でデザインやプログラミングを学び、そのまま地域のベンチャーか中小零細企業に就職。基本的な実務は経験できたけど、そのあとのキャリアステップがないため、同じ業務を役職も変わらず何年も続ける。

ベンチャー企業という会社自体が成長を目指している会社であれば、その会社でのキャリアプランを考えることができますが、中小零細企業で規模拡大をしない会社であれば、ルーティン業務を続けざるを得なくなります。

レオさんはベンチャー企業での将来性に不安を感じ、派遣社員として大手企業での業務に当たりました。

雇用形態にこだわりすぎてしまうと、正社員で採用してくれる会社のみが対象となりますが、まずは雇用形態にこだわらず自分がしたいことができる会社で働けることを目指しましょう。

大手企業であれば、派遣か契約社員で雇ってくれるところは多いです。その中で結果を出せば、レオさんのように社員登用の打診がきます。

雇用形態にこだわらず、自分の経験と実績を積むことを最優先とするべきです。経験と実績さえつけば、自分が希望する企業への入社のハードルも下がります。

レオさんに最後に語っていただいた転職方法は、とても参考になりました。

転職サービスを使わずに、その会社の社員と知り合いになる。その希望する会社が社員募集をしていなくても、社員を通して紹介してもらえる可能性はあります。

ただし、そう簡単にできることではありません。かなりの行動力が必要です。元々社交的で知り合いが多ければ別ですが、そうでない人はさまざまなコミュニティに顔を出したりしなければいけません。

最近はリファラル採用という社員の紹介から入社するケースも増えているため、特に大都市に住んでいる人は人脈を作っておくことは重要になります。

転職するにしてもビジネスをするにしても人脈はとても重要になるため、自身のキャリアのためにも徐々に準備をしていくことが大切でしょう。

博報堂の平均年収について

博報堂の有価証券報告書によりますと、平均年収は1,057万円になっています。

このインタビュー企画では中小企業社員から個人事業主を対象としているため、博報堂はそもそも平均年収が高く、740万円は平均年収から見れば高くはありません。

しかし、レオさんの転職する手法やマインドは皆さんの参考になると思い、インタビューをさせて頂きました。

いきなり博報堂へ新卒入社するには、ある程度の学歴を必要とされますが、ベンチャーや中小で実績を経て博報堂へ入社し、この高年収を実現することは可能です。

みなさんもチャレンジしてみてください。