【年収740万円】外資系の市場調査会社の人事総務部マネージャー


この企画では、40歳未満の中小企業の社員、もしくは個人事業主で年収600万円以上ある方へインタビューを行います。大企業なら年収600万円はざらにいますが、中小企業の社員や個人事業主として600万円は、成功の1つの基準と言えます。
考え方や姿勢、ビジネステクニックやノウハウ、秘話をたっぷり聞きました!再現性のあるエピソードが多数出てきますので、みなさんも是非参考にしてみてください!

第4回目は、外資系の市場調査会社で人事総務部マネージャーを務める37歳の『UC24』さんです。

英語力を活かし海外展開を考える企業への支援をする会社へ転職。人事部のマネージャーとして人材採用など人事関係を管理。面接の工夫をすることで優秀な人材の獲得で結果を出しています。

また、転職に関する考え方も語っていただきました。とても参考になると思いますので、是非楽しんでご覧ください!

外資系の市場調査会社で人事総務部マネージャーを務める『UC24』さんのプロフィール

職種:人事
役職:プレイングマネージャー
業界:市場調査・マーケティング・コンサルティング

[前職]
職種:海外事務
役職:主任
業界:化粧品メーカー

大学卒業後に、国内系化粧品業界総合職として入社しました。

最初は国内事業の部署にて2年ほど販売店運営の仕事をしていました。

3年目から海外事業にて、海外子会社のサポート、日本本社の成功事例の海外ローカライズなどを担当しました。

毎月出張にて子会社に赴き、現地とコミュニケーションを取りながら海外展開を裏方として支援していました。

海外ビジネスに携わったものの、そもそも海外ビジネスへのノウハウがない会社だったので思うような結果が出なかった点、また広く浅い仕事を担当しており今後の自分のキャリアの方向性が決めきれない点から、転職を検討しはじめました。

転職先の2社目、現職の市場調査企業では、

①前職で経験したような、海外ビジネスのノウハウがないことに悩んでいる企業の支援ができるビジネスであること

②前職で広く浅い職種だったところから、「人事のスタートアップ責任者」という特定の職種にシフトチェンジでき、自分の今後のキャリアの方向性を決められる点

③語学力を生かせる職場環境である点

の3点で、自分の希望にマッチしたと思います。

現在は人事部のマネージャーとして人材採用、人材教育、労務手続き等、人事に関わるすべての業務を取り仕切っています。

人事総務部マネージャーとしての現在の年収

740万円

外資系市場調査会社の人事総務部マネージャーのご自身の強みを3つ教えてください

・多岐にわたるタスクに優先順位を付けながら効率的に進める「マルチタスク能力」

・英語ビジネス上級レベルの「語学力」

・社内外のステークホルダーと良好な関係を築く「コミュニケーション能力」

外資系市場調査会社の人事総務部マネージャーへキャリアップ転職するまでの転機を教えてください

1社目は比較的大企業と言える国内製造業に勤務しておりましたが、企業の大きさ故の社内政治、株主への忖度などが多く、「誰のために仕事をしているのか」という疑問に悩むことがありました。

新卒入社した会社だったのでそれが普通かと思っていましたが、転職に目を向けて色々な会社を見だすと、当たり前のことですが、そのようなことにとらわれずに自分のやりたい仕事をできる企業がたくさんあるということに気づき、キャリアを検討するうえでの大きな転機となりました。

1社に長く務めることが良いことだという思い込みがありましたが、常に転職市場に目を向け、自分の市場価値を測り続けることはビジネスマンとして自分の価値を高めるために必要なことだと今は思っています。

2社目では最初の数年間は主に採用を担当していました。

採用面接では、オープンクエスチョン(Yes/Noで答えられない質問)を多用し、今までの職歴や実績以上に、その人の将来性、ビジネスにおける価値観とのマッチングを良く見るようにして採用をすること。

また、「会社が候補者を選ぶ」のではなく、「会社も選ばれる立場」であるということを強く意識し、優秀な候補者に対しては自社で働くことのメリットを売り込み、候補者の採用にいたるようにすることを徹底していました。

結果として、非常に優秀な社員を数十名採用することができ、また非常に高い定着率を保っています。

新卒入社の企業で数年働き、その後のキャリアについて悩んでいる人にアドバイスをお願いします

1社で長く務めることは良いことだと思いますが、広く転職市場を見た上で現職を選んで働くということがより良いことだと思っています。

1社に長くいると、その会社のやり方、カルチャーを当たり前だと思ってしまいがちですが、外に目を向けると意外とそうでないことが多いです。

転職市場で自分の市場価値を測ることは、現職に公表せずにできますし、それで現職を選び続けるのも良いし、新しいキャリアに飛び込むのも良いことです。

年収の面では、その時点での年収比較だけでなく、昇給による上昇率、業界自体の成長率なども見ておくと、3年後、5年後の年収に差がつくと思います。

編集後記

UC24さんありがとうございました!

UC24さんのように大手企業に総合職とし就職し、自分のキャリアについて悩む人は多いです。

大手企業であるがために安心し、そのままその会社で一生働くことを考える人も多いです。

昔の考え方は終身雇用で一社に尽くすことが流儀でしたが、現在はそのような働き方は適していません。

大企業でも倒産や大量解雇をすることは当たり前で、一社にべったりでその会社の仕事しかできないようだと、40代50代でいきなり職を失うことも珍しくありません。

人事の平均年収について

UC24さんは常に自分のキャリアを見直し、自分の価値をあげるために人事職に転職を決意しました。

人事の平均年収は40代課長クラスで600万円程度を言われ、比較的安定してはいますが高いとは言えません。

UC24さんのようにマネージャーとして高い評価をされている人は、年収700万円を超えることができるでしょう。

会社は働く人次第で良くも悪くもなります。人事というのは会社の根幹をなす役割で、評価が大きく分かれる職種でもあります。

会社の魅力をうまく相手に伝える能力、人の魅力を見抜く能力がいるため、簡単にこなせる仕事ではありません。

人事に従事する人は、常に人を見る目を養わなければいけません。