【年収670万円】外資系化学メーカーの技術営業職、アカウントマネージャー


この企画では、40歳未満の中小企業の社員、もしくは個人事業主で年収600万円以上ある方へインタビューを行います。大企業なら年収600万円はざらにいますが、中小企業の社員や個人事業主として600万円は、成功の1つの基準と言えます。 考え方や姿勢、ビジネステクニックやノウハウ、秘話をたっぷり聞きました!再現性のあるエピソードが多数出てきますので、みなさんも是非参考にしてみてください!

第19回目は、外資系化学メーカーの技術営業職でアカウントマネージャーの役職を担う33歳の「カピバラ」さんです。

日系の大手化学メーカーで働きながら外資系の仕事のやり方に感銘を受け転職を決意。

結果を厳しく求められる外資系企業で成果(アウトプット)を出し、現在は50社のアカウントマネージャーとして活躍されています。

外資系化学メーカーの技術営業職でアカウントマネージャーを務める「カピバラ」さんのプロフィール

2011~2019:大手日系化学メーカーの研究開発職
実績としては新製品開発多数(BtoB産業なので一般的に目に見えることはありませんが・・・)、これに関係する特許多数。

2019~現在:外資系化学メーカーの技術営業職
現在は国内の様々な化学メーカー(おおよそ50社)のアカウントマネージャー。

前職では大手日系化学メーカーの研究開発職に従事しておりました。役職は主任として、新製品開発のプロジェクトチームにおけるチームリーダーとして働いておりました。

その後、現在の外資系化学メーカーに転職し、技術営業をしております。

以前はフィルムなどの素材メーカーにおり、現在はそのフィルムを作るための原料メーカーにおります。

外資系化学メーカーの技術営業職でアカウントマネージャーを務める現在の年収

670万円

化学メーカーで着実にキャリアアップをしているご自身の強みを3つ教えてください

・化学業界に関する知識
・ものづくりに関する知識(製造~販売まで)
・好奇心(なぜ?と思うことを深堀りしようとする)

大手日系化学メーカー、外資系化学メーカーに勤める中で成功体験や転機を教えてください

成功体験

私は大手化学メーカーの子会社に入社しましたが、入社直後に親会社に出向となりました。

親会社にて業務をすることとなりました。私は以下記載することを徹底的に意識し、親会社への転属をゲットしました。

アウトプットを意識すること

研究開発職として、毎月報告会がありましたが、毎月報告する義務はなく、進捗あれば報告するという形でした。ですので、大体のメンバーは3ヶ月に1回程度の報告が慣例のような状態でした。

私はどんな些細な進捗もきれいに資料にまとめ上げ、毎月報告することを意識しました。

また上司から進捗をフォローされる前になるべく報告を上げることを意識し、仕事の納期から逆算し、仕事のスケジュールを管理しておりました。

結果として、上司にフォローされる前に毎回報告をすることで、仕事が早いというキャラ?を入社1~2年目の間に定着させることができました。

このようなキャラを早期確立させることで多少の失敗については目をつぶってもらうことが多く、逆にアグレッシブに仕事を進めることができました。

また部内の報告会だけでなく、全社の発表会や論文執筆・特許の執筆などの社内外への発表(アウトプット)をできたことで、自身の市場価値を大きく高めることができ、転職成功につながったと思います。

転機

上記のように仕事を進めましたが、ある外資系メーカー(原料サプライヤー)とやり取りをしたときに、仕事の効率性にとても感動しました。

その外資系メーカーの利益率を調べると、とても高水準で、日系メーカーと比較しても天と地の差がありました。いままでも効率を求めて仕事を進めていましたが、大きな壁があると感じました。

この外資系メーカーは、優れた製品を開発しており、こちらの要求にスピーディに対応してくれました。

日系と外資系メーカーにどのような差があるのかとても興味を持ち、全く英語ができなかっ私が英語を勉強し、外資系メーカーを目指すきっかけとなりました。

これからのキャリアを積むにあたって、グローバルに活躍するため転職活動を実施し、成功できました。

現在

外資系メーカーに転職することができ、日々勉強中です。今までの経験(研究開発)プラス語学力を評価して頂き、年収アップを勝ち取ることができました。

会社だけでなく、職種も変わり、慣れないことも多いですが、言い換えれば今まで経験できなかった仕事ができており、伸びしろととらえて、仕事にまい進しております。

やはりグローバルに展開する外資系メーカーであることから、利益性の高いビジネスを作るためのマインドや戦略の立案など勉強となることが多く、日系メーカーとは大きく異なる考え方に刺激的を受け過ごしております。

前職で培った専門技術だけでなく仕事術は、現職でも大いに役立っております。

外資系ではアウトプットをより求められることから、より効率的に働き、社内での価値を上昇させるだけでなく、自分自身の市場価値が大きく向上すると信じ、自己研鑽したいと思います。

化学メーカーだけでなくさまざまな業界でキャリアップ・年収UPを目指している若者にアドバイスをお願いします

アウトプットを意識して、仕事(勉強)を進めれば、スキルアップにつながると思います。

やはり市場評価は他人に見られるものなので、目に見えるアウトプットをし続けることで、自身の市場価値は上がると思います。

自身がどのように成長(キャリアアップ)していきたいかなどのロードマップを考えることに加えて、現在の自分のスキルを棚卸することで、現状を客観的にとらえ、自分の強みと今後伸ばすべきスキルが明確となり、より効率的に自己研鑽できると思います。

転職活動などもこういったスキルの棚卸や自身の市場価値を確認するいい機会かと思いますので、転職するしないにもかかわらず良い機会かと思います。

編集後記

カピバラさんありがとうございました!

日系と外資系の仕事のやり方が違うということは一般に周知の事実ですが、日系大手とも大きな差があるということは驚きでした。

外資系は結果が最重視されるため、結果のために最高レベルの効率化を図ることは合理的ですね。

特に外資のハイキャリアの仕事では、結果が出せない人はクビになります。逆に結果を出している人への評価は一気に高まり、年収も日系企業では考えられないほど急激にUPしたりします。

自分に自信があり、自分の実力を本気で試したい人には外資系企業がお勧めになります。

逆に日系企業は社内への忖度など、本来会社として利益を出すために非合理なこともまだまだ存在します。そういった長年培われた文化の違いが、今の日本と世界の企業力の差になってしまっていると思います。

カピバラさんが言っていたように、アウトプットにこだわることはビジネスマンとしては当たり前の基本的なことです。

成果としてのアウトプットもそうですし、自分が持っているスキルをアウトプットすることで、改めて自分の頭の中の整理や新たな学びにつながり、さらにそのアウトプットで後輩や社内のスキルアップにもつながる。

書籍などを読んでインプットのみで満足している人は、これからはブログに書いたり人に話したりして、アウトプットすることを心がけましょう。

化学メーカーの年収

三菱ケミカルHD、富士フィルムHDなど、大手化学メーカーの平均年収は1000万円を超えています。化学メーカーのランキング約200社の平均年収は650万円程度でした。

化学メーカーの平均年齢は40歳を超えているところが多いため、40歳くらいで平均年収の1000万円に届くと考えます。非常に高水準の年収ですね。