【年収700万円】男性看護師(主任)、看護師が年収1000万を目指すには


この企画では、40歳未満の中小企業の社員、もしくは個人事業主で年収600万円以上ある方へインタビューを行います。大企業なら年収600万円はざらにいますが、中小企業の社員や個人事業主として600万円は、成功の1つの基準と言えます。 考え方や姿勢、ビジネステクニックやノウハウ、秘話をたっぷり聞きました!再現性のあるエピソードが多数出てきますので、みなさんも是非参考にしてみてください!

第16回目は、男性看護師で主任として活躍する37歳の「CAN」さんです。

女性社会の看護師の世界の中で、主任に出世するまでに色々と考えて独自の努力をされています。

インタビューでは、病院内の男女関係医師の権力についてなど、裏の情報も語っていただきました!

同じ男性看護師として出世を目指す方、これから看護師になろうと考えている人に参考になるインタビューとなっています!

また、この記事では年収700万円を稼ぐ男性看護師へのインタビューに加え、看護師が年収1000万円を稼ぐにはどうすれば良いかを徹底的に分析・調査しました。

看護師で年収1000万円を実現しているのはほんの一握りということがわかりましたが、不可能ではありませんし、1000万円を目指せば800万円、600万円は段階的・必然的にクリアーできます。

「どうゆう場所、病院で働けばよいか」「どうゆう役職を目指せばよいか」「年収UPの転職方法」など、看護師が年収1000万実現に向けてのリアルな情報を記載していますので、是非最後までご覧ください。

男性看護師で主任を務める「CAN」のプロフィール

職種:看護師
役職:主任
業界:医療業界

地方中小規模病院で看護師4年
政令指定都市脳神経外科専門病院で看護師7年+主任看護師5年

主任看護師としての現在の年収

650~700万円

男性看護師として働くご自身の強みを3つ教えてください

・人に嫌われない関係を築くこと
・興味を持ったことはとことん追求する
・負けず嫌いではない

新卒から男性看護師として働いてきた中での転機を教えてください

新卒から男性として看護師一筋で仕事をしてきた私ですが、成功体験や転機となった出来事が2つあります。

地方にある中小規模の病院で看護師をして3年が経過したころに起きた転機

看護学生時代からの後輩と3年ぶりにあって、お互いの近況を話していました。

その後輩(A君)が、政令指定都市の脳神経外科病院にある急性期病棟で、バリバリ仕事をしているのを噂で聞いていましたが、会ったときに自分にない輝きを放っていたのです。

そこで、踏み入った話をしたときに給料面や仕事の質の違いを聴き、とても感化されました。

それまでの自分は、目の前の患者さんと関わることに精一杯で、今後の自分の人生を豊かにするためにはどうすれば良いかなど考えたこともありませんでした。

A君と話した後に、一度きりの人生をこれで終えてよいのかと自問自答し、元々興味もあった分野で環境を変えて一からやってみようと決意しました。

その出会いがきっかけで、生まれてから慣れ親しんだ地元から都市に移住し、A君と同じ病院で働くことになりました。

今考えると、A君の話に耳を傾け、一念発起で行動したことが今の自分を形成していると思います。

主任(中間管理職)に昇格したときの転機

正直、主任に昇格したこと自体が私にとっての成功体験ではありませんが、昇格する前後で起きた多くの出来事が自信につながりました。

昇格時は手術室に所属しており、手術器具にトラブルがある場合や、癖のある医師との関わりなど、私が対応することが多くありました。

私は元々、苦手な人ともコミュニケーションが取れるため、それが功を奏し昇格の話が来たのではないかと考えます。

今考えると、その時の先輩で「肩書が欲しい」と言っていた先輩が選出されなかった理由がなんとなくわかりました。

その先輩は、日ごろからスタッフのフォローをしてくれる方でしたが、上司や医師との折り合いがつかず、影響力のある人に良い印象がなかったためです。

いわゆる、目の上のたんこぶだったのでしょう。結局、その先輩は僕の主任昇格後に退職していきました。

ゴマをすることが良いこととは言いませんが、自分を取り巻く人間との折り合いも大切であると、この経験で学びました。

病院の医師と看護師の男女関係の裏話

また、男性として看護師として自分の存在価値を高めることを常に考えていました。

皆さんは、医師と看護師が男女の関係になる話は聞いたことがあると思いますが、病院の内部事情はとてもヘビーです。

その中で、権力のある医師と深い関係になり、見事昇格をした管理職の方も多くいます。これは本人に聞いたわけではありませんが、おそらく昇格が目的だったのではないかと周囲が推測していました。

実際にその方たちは、長い間愛人関係にあったため、年を重ねた現在も独身のままの人が多くいます。時が経た今となっては、いろいろな意味で面影がありませんが(笑)

僕は男性であるため、色仕掛けで昇格などは難しいです。男性看護師の知り合いの話では、入職後に部長クラスの上司と深い関係になったという話もありますが、かなりのレアケースです。

そんな中、女性との差を埋めようと僕が行動したのは、女性の苦手な高度な器械に関する知識を得ようと思い、業務とは関係のない勉強会に積極的に参加したことです。

いつか誰かが認めてくれるだろうと自分に言い聞かせた結果、主任昇格の話が舞こみ、やっとそれを評価されたと感じました。

雑誌への執筆依頼を受ける

他には、主任昇格後まもなく雑誌への執筆の依頼があり、これを請け負ったことです。執筆や講演などに全く興味がありませんでしたが、立場上断ることが出来ず実施していました。

数を重ねるうちに、看護師として患者と関わる以外の仕事の楽しさがわかるようになり、また、これらを行うことで報酬が生まれることにも気付いたのです。

これらの出来事は、まさに成功体験を重ねることが出来た瞬間であり、自己の今後のワークスタイルを見直すきっかけにもなりました。

男性看護師として年収UP、キャリアップを考えている人にアドバイスをお願いします

男性看護師として、今後どのような人生を歩んでいくかと悩んでいる男性は多いと思います。

老化する肉体に夜勤や当直は体に答えますし、存在価値を見出すために管理職を目指したいという方も多いかもしれません。

やりがいのある仕事だけをしたいと思う方もいらっしゃると思いますが、私はその仕事に給料が上乗せするに越したことはないと思っています。

また、自己の職場での存在価値を見出す努力をしてください。特に人が嫌がったり、苦手とされていることは、勉強次第で自分が一番になりやすいです。

「あの人がいないと、これ出来ないよね。○○君ならわかるかも」などと言われるようになることを目標にするのもいいかもしれません。

看護師として病院に就職するだけでは、給料の上限は知れていますし、高給料の求人なども公にされることは少ないです。そのため、日ごろからネットや人をつたい情報を集めることが重要であると考えます。

実際に働いたことのある病院の確かな情報や、働き方の多様なスタイルの情報得るためにも、人脈作りは必要であると考えます。

医療業界は狭いようで様々な業種が関わるため、1つの出会いを大切にして丁寧に人と関わるようにした方が良いでしょう。

ばかばかしいかもしれませんが、飲み会もできるだけ参加して、なるべく最後まで居てください。ためになる話がゴロゴロ転がっています。

わたしは、自分の強みに「負けず嫌いではない」と書いていますが、この性格が良かったのではないかとも思っています。

負けず嫌い過ぎると、一つのことに執着して、それを達成するために他のものを犠牲にしかねません(これはかなり個人的な意見なので、聞き流して下さい)。

例えば、周囲に気を遣わせたり。1つのことは負けているかもしれないけど、全体のスペックを見ると誰よりも長けていることが重要であると思います。

一度ですべての人に勝つことの方が難しいため、失敗しても精神的なダメージが少ないことも、自分のメンタルを維持するために良いことであると考えています。

私は、管理職に必ずなりたかったわけではありませんが、なったことによって様々なチャンスを頂いたと思っています。

しかし、それは管理職にならなくても自分の意識次第でいくらでも獲得出来ると思います。

そのため、上記の個人的な体験談を参考に、貪欲に将来のワークスタイルを獲得するきっかけになればと思います!

編集後記

CANさんありがとうございました!

男性看護師として出世するための考え方も参考になりましたし、病院内のドロドロな事情もとても面白かったです!

一般的に看護師は給料が高いイメージがあると思いますが、CANさん曰く一般的に勤務している看護師では年収700万円は狭き門らしいです。

どんな業界でも上司に気にられたら出世できるなどの話はありますが、病院内は医師の権力が相当強いようです。

筆者も友人から医師と看護師の恋愛や不倫話の噂話は聞いたことがありますが、やっぱり実際によくあるのですね 笑

CANさんの話でもあったように、看護師で稼げる給料の上限はあるため、それ以上稼げるようには情報収集や人脈を構築し、仕事のチャンスを得られる網を広げておかないといけません。

どんな仕事でもそうですが、会社から与えられたことだけをやり続けていては大幅な給料アップは図れません

会社の期待を大幅に上回る仕事をしつつ、会社以外の世界にも目を向け、自分がキャリアップするための情報を収集し自ら考えて実行しないといけません。

看護師というと、病院のためだけに働くという古くからのイメージがありますが、知見を活かしてライターなど複業することが当たり前になってくるかもしれませんね。

看護師の平均年収

看護師の平均年収は450~500万円です。女性の仕事の中では高い水準となっています。

女性が高収入を得るには、都市でIT系の仕事や営業職でバリバリ働かないといけませんが、看護師であれば地方でもどこでも仕事があるため、地方でこの年収は高いと言えます。

また、一生なくならない仕事であるため、出産などの休業からの復帰がとてもしやすいですし、定年で引退するまで安定して働き続けられる仕事です。

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看護師で年収1000万円を稼ぐ方法

ここからはいよいよ、看護師が年収1000万円を稼ぐ方法について徹底解説していきます!

働く場所や病院、どうゆう役職につけば看護師として年収1000万円が実現可能なのか、アナタの現状と合わせて実現可能な方法を模索してみてください。

高年収の病院で働く

「病院によってそんなに給料の差があるの?」と思う人は多いですが、病院の規模や地域によって給料の差はあります。

まず地域について見ていくと、日本看護協会の病院看護実態調査によると、大卒の新卒看護師の初任給は都会と地方の病院で3万円もの差がありました。

もちろん地方でも大病院や人気のクリニックなどは高給のところもありますが、平均給与として見ると都会で働く方が年収が高くなることがわかります。

病院の規模での年収差は、やはり規模の大きい病院=病床数の多い病院の方が給料が高い傾向にあることがわかりました。

規模が大きいという事は患者数も多く、看護師も多くなります。働く看護師が多くなると、それをマネジメントする役職ポジションが多くなり、全体の平均年収は必然的に上がっていきます。

新卒で最初から管理職を目指して働く人は、大病院勤務を目指して就職活動すると良いでしょう。

役職に就く

看護師の役職である、「看護部長」や「看護師長」に就くと、基本給のアップ・役職手当で年収は大幅に上がります。

特に看護部長の場合は、各病棟の看護師長・看護師を管理する経営側に回るため、年収アップは期待できます。

ただし、看護部長の場合でも平均年収は600~700万円となっているため、規模の大きい病院で管理する病棟数・社員数が増えるほど年収1000万円に近づくと言えます。

副院長になる

病院で院長の次に重責を担う副院長になれば、年収1000万円はかなり現実的になってきます。

最近では、看護部長が副院長を兼任している病院もあり、看護師の役職を1つずつ上っていって副院長を目指しましょう。

副院長は看護師だけではなく、病院全体のオペレーションから財務などの経営にも携わるため、責任も大きくなりますが、その分基本給・ボーナスも多くなり年収1000万円を実現可能となります。

看護師が年収1000万円を目指すおすすめの転職先

ここからは看護師が年収1000万円を実現しやすい病院の種類や、働き先の種類、そこへのおすすめの転職方法を解説していきます。

美容外科クリニック

一般の病院よりも美容外科クリニックの看護師は年収が高くなっています。

その理由は、大前提として美容外科クリニックの収益性が高いからです。要するに儲かっているということです。

医師の中でも稼ぎたい人は美容外科クリニックで働く人が多いですし、独立して美容外科クリニックを開業する人も多いです。

美容外科クリニックの看護師の求人を見てみると、基本給とボーナスに加え、業績報奨金というものがあり、ここが数百万になる求人もありました。

業績報奨金とは一般の企業で考えると決算賞与のようなもので、クリニックの業績に合わせて社員に還元する制度です。

この業績報奨金が看護師のインセンティブになるため、美容外科クリニックの看護師は目標やノルマを達成するために商品を売らなければいけません。

このため、患者のケアも大切ですが、コミュニケーション能力が必須で、如何に患者の悩みを聞いて適切な商品を売ることができるかが重要になります。

臨床開発モニター

臨床開発モニター(Clinical Research Associate=CRA)の仕事は、新薬の治験を行う中で、医師や治験コーディネーターのサポートを行い、適切に連絡や調整を行わなければいけません。

臨床開発モニターで年収1000万円を目指すには、外資系企業で働く管理職を目指すべきです。

そのため、高いコミュニケーション能力と英語力が必要となります。

看護系の大学で教授になる

看護師を経験し、その後看護系の大学で教授になるという道もあります。

教授になるには大学院の修士課程や博士課程を出ないといけませんが、高年収を目指す1つの方法となります。

大学教授になれば、基本給に加えて副業として看護系の講演会・講義の講師として呼ばれるため、副収入も併せて年収1000万円を目指せます。

おすすめの転職先の探し方

看護師が年収アップをする転職方法は、転職エージェントに相談することです。

自ら求人を探す方法もありますが、転職エージェントに相談することで自分の希望に合った適切な病院を紹介してくれますし、病院との年収交渉もしてくれます。

自分の歩みたいキャリア、実現したい年収について相談し、適切な転職先の病院を紹介してもらいましょう。

開業看護師になって年収1000万円を実現

最後に、看護師で年収1000万円を実現するための方法として、開業看護師に道を紹介します。

自ら独立して開業するため、リスクも伴うため現実的ではないかもしれませんが、自ら経営者になりたいなど、熱意がある人にはお勧めです。

開業看護師には、助産院や開業保健師として独立する方法がありますが、もっとも多いのが「訪問看護ステーション」を開設する方法です。

ご存じのように日本は超高齢化社会で、医療を求める高齢者で溢れています。

在宅医療をする患者のために、主治医の指示に基づき訪問看護によって患者のケアを行います。

開業費用に多額のお金が必要になるため、看護師の知見のほかに経営の知見が必須になります。

最近では訪問看護事業の立ち上げ支援をする事業者もいるため、本気で考えている人はそうゆう会社に相談してみると良いでしょう。