【年収1100万円】ゲーム・ソフトウェア開発のプロデューサー


この企画では、40歳未満の中小企業の社員、もしくは個人事業主で年収600万円以上ある方へインタビューを行います。大企業なら年収600万円はざらにいますが、中小企業の社員や個人事業主として600万円は、成功の1つの基準と言えます。 考え方や姿勢、ビジネステクニックやノウハウ、秘話をたっぷり聞きました!再現性のあるエピソードが多数出てきますので、みなさんも是非参考にしてみてください!

第12回目は、ゲーム業界でプロデューサーとして数々のゲーム開発の実績がある39歳の「ゲーシー」さんです!

中古車販売の営業、レンタルビデオの店長を経てゲーム業界へ転職。

中国で2年間ゲームマスターとして従事し、コミュニティマネージャー、プロダクトマネージャー、プロデューサーと着実にキャリアアップを実現。

現在はなんと年収1100万円を稼いでいます。

ゲーム業界でタイトルの売上大幅UPなど、さまざまな結果を出しているゲーシーさんですが、そこに至るまでにはさまざまな苦悩があったようです。

そのすべての苦悩を自分の武器として活かす前向きな姿勢を、みなさんと一緒に学んでいきましょう。

ゲーム・ソフトウェア開発のプロデューサーを務める「ゲーシー」さんのプロフィール

[現職]
職種:プロデューサー
役職:プロデューサー
業界:ゲーム・ソフトウェア開発

[過去の職歴]
信販業界:営業 ビデオレンタル
業界:社員、店長 ゲーム
業界:ゲームマスター、コミュニティマネージャー、プロダクトマネージャー

ほぼ第2新卒状態で入った信販会社では、営業として2年ほど中古車販売業者を中心に営業をしておりました。

その後、地元でレンタルビデオ店をFC展開している書店社長から声をかけていただき、初めての転職。

4年ほど勤め、その間、ピークタイムにお客様満足度もピークの状態に持って行けば、売上は最大化されるというメソッドを勉強し、自社内で実践。結果、複数店舗において、何度か過去最高売上を達成。

その後、中国大連に渡り、ゲームマスターの業務に従事。 2年間中国で従事した後、日本の親会社に招聘され帰国するも、準備していたタイトルがローンチすることなく頓挫。

そのタイミングで外資系ゲーム会社に勤めていた知人の紹介で転職。コミュニティマネージャーとして、お客様の声を集めプロダクションのチームに届けるという仕事をメインでしておりました。

しかしその後、タイトルの成績が悪く、お客様の感覚が分かるという事で、私にタイトル立て直しの白羽の矢があたりました。

どうせ悪い成績なので、これ以上悪くなっても何も責任はないだろうという気持ちで、立て直しを行ったところ、これが大当たりし、会社も黒字になるほどの成績を収める事ができた。

その後は、この実績を買われ、2社経験した後、現在のゲーム開発会社から招聘され、プロデューサーとして、開発受託タイトルを開発しています。

ゲーム・ソフトウェア開発のプロデューサーを務める現在の年収

1,100万円

ゲーム業界でプロデューサーとして数々のゲーム開発の実績があるご自身の強みを3つ教えてください

・責任やオーナーシップを持って、他者を巻き込みながら、物事を進める力

・ある程度お客様がどう思うか、感じるか、その対応策を考えることができる

・必要に応じた、組織体系づくり、チームを導くマネージメント能力

異業種からゲーム業界へ転職し、プロデューサーに昇格するまでの成功体験や転機を教えてください

レンタルビデオ店において、目の前でお客様の顔が見える状態で商売ができ、それにおいて過去最高売上を連発できた

レンタルビデオ店では、いろんな施策をしました。

例えば、女性のお客さまはふらっと立ち寄る時、大体携帯とお財布を手に持って来店されます(男性のお客様はだいたいポケットに入れてますよね)。

そうすると自ずと、もう片方の手で持てる分しか選ばなくなります。そこで、小さいかごを手渡しすることで、それが解消され、プラス1本レンタルしてもらえる。

棚の真ん中の高さの位置(アイラインと呼びます)、ここはただでさえ目に入りやすい場所なので、とにかく商品を補充しておけば、借りられる可能性が高くなる。

プラス、フロアトークと言っておススメしてみたり、コメントや飾りつけをして目立たせるなどの工夫をする。

返却されてきた商品は1秒でも早く売り場に戻すなど、基本的な行動を徹底することにより、お客様がたくさんいらっしゃるピークタイムで、CS(顧客満足)を最大化することができれば、売上も最大化する事がわかりました。

こう話しているとうまく行ってる事ばかりに聞こえますが、その過程でも色々試行錯誤がありました。

当時はメール会員でないと半額セールの恩恵を受けられず、持っていないお客様への案内が不十分になりクレームを受けたりしました。

このようなCSを向上させる施策をしていくと、自然とお客様にたくさんご来店いただき、逆にレンタルビデオ店ではありえないくらいの行列を生む事にもなり、レジ待ち時間が数十分とか。。。

ストリーミング全盛のいまでは考えられない現象でした。働いてるほうとしては、うれしくて毎回アドレナリン全開で楽しかったんですけどね。

コミュニティマネージャーからプロダクトマネージャーへのジョブチェンジし、成績を急上昇させた

こういう経験があったからか、モバイルゲームで単なるVOC(Voice of Customer)を集め、分析しレポートしていた役割から、プロダクトマネージャーに転身したときにも役立ちました。

ライブサービスの責任を負った時に、「お客様はこう感じてるはずだ」「こう行動してるはずだ」「だからこうしたほうがもっと気持ちよい、楽しいはずだ」という仮説から、UIの改善やゲームサイクルの改善、企画の順番に至るまですべてにおいて、自身で考え、他者や同僚の共感を得ることで、改善活動を施すことができました。

結果、2千万円程度だった売上を3か月で1億に、さらに3か月後には2億円に乗せ、その水準を1年以上保つことができるタイトルにすることができました。

レンタルビデオ店で、目の前でのお客様の反応を見ていたからこそ、PDCAを実行し、良いスパイラルを作ることができたのだと思っています。

お客様の気持ちを感じ、それに対して企画・実行することでビジネスをするという点では、業種・業態が違くても、目的は達成できるんだと感じました。

今は、それをゲームというものを通して、自分のやりたいことを表現してますが、SaaSやマッチングアプリなんかでもそれは可能だと思ってます。

もしかしたら半年後には、別の業界にいるかもしれないですし、別の国で働いてるかもしれません(笑)

転職が多いと毛嫌いされる事もありますが、私にとって安定とは、何かが起きても、いつでもどこにでも移って働けることが安定で、1つの会社で働く事が安定ではないと思っています。

どこかの業界で必要されるスキルを身に着けたり、考え方をインストールするのは重要だと思います。

転職や将来のキャリアに悩んでいる人にアドバイスをお願いします

私は最初の2社を除くと、ほとんどが外資系で勤めてきました。(英語はほとんど話せません)外資は結果を出すと、分かりやすく成果を評価してくれます。

その実績を基に、自分を必要そうとしているところを探し、声がかかる様にしてきました。

転職の機会が来たときすぐに判断できるように、自分の能力やスキルが必要そうな企業や業界を常に調査しておくのは非常に重要だと思います。

転職意思がなくとも、エージェントと定期的に情報交換をする、求人情報のアラート受け取るなど、どこの企業でどういうポジションがどのくらいの頻度で、どのくらいのサラリーで募集をしてるか、などの情報は自分の将来をどこに向けていくべきかを考えるのにも、非常に有益な情報になると思います。

例えば、Linked inで自分のレジュメや経歴を登録して、エージェントや人事担当から声がかかる様になれば、マーケットにおいて自分のニーズはまだあると判断できるでしょう。

編集後記

ゲーシーさんありがとうございました!ゲーム業界でプロデューサーとして活躍する方へ、初めてインタビューをさせていただきました。

ゲーム業界はプロの競技として盛り上がりも見せますし、スマホの発展でさらに盛り上がっている業界です。

ゲーム業界には世界の大手IT企業も参入をし始めています。Xboxは以前からありますが、これはWindowsやOfficeを開発をマイクロソフトのゲーム機器です。

Facebook、Googleもゲーム業界に参入し始め、世界中でゲーム熱は過熱しています。直近ではフォートナイトのApple問題も話題を集めていますね。

ただゲーム業界は、そのタイトルが当たれば大成功をおさめますが、まったく当たらないと大きな損失を生みます。

スマホゲームが特にそうです。ゲーム開発にはゲームプログラマーやデザイナーなどの人件費が大きくかかります。

数億円を開発に投じたからと言って成功するとは限りません。その数億円が水の泡となって消えることも往々にしてあります。

逆に当たればその会社の業績を大逆転するほどのヒットになります。

過去の例でいうとパズドラ、モンスターストライクが代表例です。ガンホーはパズドラで大ヒットし、株価は過去最高をたたき出しましたが、その後パズドラに続くヒット作を生み出せず、株価はピークの1/4にまで低迷しています。

モンスターストライクも同様です。mixiはSNSのmixiで成長した企業でしたが、Facebookの日本進出であっという間にシェアを奪われました。

その後モンスターストライクを当て、会社の業績は一気に回復しました。mixiはモンスターストライクの次のタイトルの開発に急いでいます。

最近のゲームはほぼゲーム内課金であり、その課金が過熱するほど企業の利益は膨らみます。

ゲーム開発には開発人件費やプロモーションに経費がかかりますが、ユーザーが課金がその固定費を超えればあとは利益になり、利益率が非常に良いビジネスモデルになります。

ゲームプロデューサーの平均年収について

ゲームプロデューサーの平均年収は500万円前後です。ゲームといってもピンキリになるため、ゲーシーさんのように実績をもって大きなタイトルを担当する人は年収1000万円をこえます。

ゲームプロデューサーはゲーム業界の職種の中ではもっとも給与が高いです。ゲームプロデューサーは、ゲーム開発に携わるすべてのことを管理します。

予算の調整から開発スケジュール、開発チームの人員マネジメント、ゲームのストーリーや方向性の調整、プロモーションなど、ゲームを作って売上を上げるまでのすべてを管理します。

そのゲームを開発する会社の幹部と社員の間に立ち、会社側の要望を叶えながら現場を指揮しなければいけないため、大きな責任とプレッシャーものしかかります。

その分、結果を出せば大きく評価されます。ゲーシーさんのいうとおり、外資系であれば結果への評価がわかりやすく給料へ反映されます。

ゲーム業界はこの先も、世界中で爆発的に伸びていくでしょう。ゲームプロデューサーを目指したい人は、まずはゲーム開発のエンジニアやデザイナーの現場職からスタートすることをお勧めします。

転職を考えている方は、まずはゲーム業界への転職に強いエージェントに相談してみましょう。

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