【年収750万円】食品メーカーの営業マネージャー


この企画では、40歳未満の中小企業の社員、もしくは個人事業主で年収600万円以上ある方へインタビューを行います。大企業なら年収600万円はざらにいますが、中小企業の社員や個人事業主として600万円は、成功の1つの基準と言えます。 考え方や姿勢、ビジネステクニックやノウハウ、秘話をたっぷり聞きました!再現性のあるエピソードが多数出てきますので、みなさんも是非参考にしてみてください!

第11回目は、半導体、医療機器メーカーと営業職を渡り歩き、現在外資系の食品メーカーで営業マネージャーとして活躍する37歳の「aran」さんです!

営業職として挫折を味わいながらも結果を出し、外資食品メーカーからヘッドハンティングをされて入社しています。そして現在は、マネージャーとしてもプレイヤーとしても結果を出しています。

さまざまな業界の営業職を経験し、転職で自身のキャリアアップに成功しています。同じく営業職として悩んでいる20代、30代の人には参考になるインタビューとなっています。

外資系の食品メーカーで営業マネージャーを務める「aran」さんのプロフィール

職種:営業職
役職:マネージャー
業界:食品メーカー

大学時代に税理士を目指し2年間猛勉強しましたが、断念し一部上場の半導体メーカーに新卒で入社しました。

その半導体メーカーでは、現場、工場での生産調整を経験。年功序列の会社であり、成績を残しても一定の年齢にならなければ昇格も出来ませんでした。

さらに、内装部品を扱う会社であった為、完成品が売れなければ売上も伸びないというジレンマから、完成品を扱う医療機器メーカーへ転職を決意しました。

医療機器メーカーでは3年勤め、売上実績が良かったことからヘッドハンティングに合い、全く別の業界である食品メーカーに再転職しました。

外資系の食品メーカー営業マネージャーの現在の年収

750万円

2度の転職を経て営業マネージャーに昇格したご自身の強みを3つ教えてください。

・商材を問わない売る力
・人に嫌われない素質
・売上に対する意識の高さ

過去の実績を振り返って、成功体験や転機を教えてください

1社目の半導体メーカーでは大手企業を担当していたこと、TV、携帯、デジカメ等の家電の売上が絶好調であったことから売上が自然とついてきたこともあり、自分に自信があり転職しました。

しかし2社目の医療機器メーカーで丸一年大した実績も残せず、大きな挫折を経験しました。

医療機器メーカーでは医者、医療従事者等、その道のプロと仕事をしなくてはならず、知識、経験が無ければ営業に自信があっても太刀打ち出来ませんでした。

その為、働きながら勉強をし第2種ME技術実力検定に合格。知ったふりをせず、わからないことは聞き、知識を蓄えるのに多くの時間を費やしました。

病院を回り何もなくても顔を出し、話をして行くうちに機器の購入情報をいち早く入手出来るようになりました。

このように、悔しさから誰よりも長く働き、知識を蓄え、売上に執着する貪欲さを身に着け、担当する地区で1番売上のある医療機器メーカー営業となりました。

その評判からヘッドハンティングに合い、現在の食品メーカーに再転職しました。

食品の業界は初めてではありましたが、扱っている商材が難しくなく、個の力で打開出来る営業にとってはいい業界だと思います。

前職の医療機器の営業は機器の性能、医療点数、予算の問題等、自分の力ではどうしようもない課題が多かったです。

それに対し食品営業は、プロの料理人がある程度手を加えれば、どこの食品を使っても大差がない世界であり、個人の営業力をフルに生かせる業界でした。

現在6年目ではありますが、入社3年目から3年連続売上全国1位であり、30代で唯一の管理職として活躍しています。

転職でキャリアップを目指している若者にアドバイスをお願いします

自分は決して順風満帆な営業人生ではなく、挫折をし、転職も2回しております。

また2社目の会社は労働時間が長く、体力的にも精神的にも辛く、転職という形で逃げてしまいました。しかし、次のステージで成功することが出来ています。

食品メーカーへの転職方法はヘッドハンティングでしたが、ヘッドハンティング以外ではエージェントを使うことをおすすめします。

エージェントでは、自分の理想を伝え、それに近い案件を探してもらえます。

実際入ってみないとどんな会社かわからないものですが、給料面、やりがい等、自分の譲れないこだわりだけは捨てず転職活動をすれば、納得いく職場に出会えるのではないかと思います。

頑張っても結果が出ないこともあります、時には逃げていい、自分に合った仕事、働き方を見つけ挽回してやるくらいの気持ちでいいと思います。

納得する今を見つけて下さい。

編集後記

aranさんありがとうございました!

営業職としてさまざまな業界を経験し、最終的に自分にあった業界に転職して大活躍されています。とても参考になるキャリアステップだと思います。

営業職といっても、業界や企業によって働き方や待遇も大きく異なります。aranさんの言うように、同じ営業マンでも売る商材によって結果が出たり出なかったり差がうまれます。

もちろん転職したばかりの新しい業界では、その業界のことや商品のことを勉強しなくてはいけません。その学ぶ姿勢ややり方によって個人差が出ると思います。

知識や技術を学びつつ、営業職の基本であるクライアントとの関係性の構築を欠かさない。aranさんは、その努力を誰よりもスピーディーに行った結果、売上額1位の営業になれたのだと思います。

そして、aranさんのように結果を出している人にはヘッドハンターからのオファーが届きます。 ヘッドハンティングの条件は基本的には前職の給与を上回るため、大きなキャリアアップになります。

最近ではビズリーチでヘッドハンティングに近いことが行われています。ビズリーチに職歴や希望を登録しておくと、エージェントから声がかかります。

大企業の人事から直接オファーが来ることもあります。 現職でそれなりに結果を出し、次のキャリアステップを目指したい方は、一度ビズリーチに登録してみはいかがでしょうか。

食品メーカー営業職の平均年収について

食品メーカーの営業職の平均年収は500~600万円です。営業職全般の中では平均的な年収と言えます。

企業にもよりますが、インセンティブの比率はあまり大きくなく、がっつり稼げるということはあまりありません。

営業先としては、スーパーや量販店、飲食店への営業が多く、BtoBの営業となります。スーパーや量販店になると大口のお客さんが多くなるため、クライアントの担当者や社長との人間関係構築が必要となってきます。

飲食店へ食品を卸す営業の場合は、個人店やチェーン店など規模はさまざまになります。

大企業の食品メーカーの場合、大規模チェーン店であれば直接取引をすることはありますが、個人店など小規模事業者に対しては直接取引せず卸売業者を仲介することが多いです。

大規模チェーン店は全国に数百店舗を運営しているため、食品メーカーと取引する量も膨大となります。

今回のインタビューでaranさんも仰っていたように、競合との商品力にそこまで差がなく、営業力が重視されます。

場合によっては価格競争に巻き込まれ、値引き合戦になってしまうこともあります。

営業力で差をつけるためには、ただ売るだけではなく、人間関係の構築や食品に関する知識・情報の提供、事業に対するアドバイスなどのコンサルティング能力も求められます。

このように、食品メーカーの営業職は平均的な年収を稼ぐことはできますが、さらに上のキャリアに進むためには、常に学ぶ姿勢コンサルティング力が求められます。