【年収700万円】薬剤師兼人事採用、イベント会社執行役員、医療系求人サイトの法人営業


この企画では、40歳未満の中小企業の社員、もしくは個人事業主で年収600万円以上ある方へインタビューを行います。大企業なら年収600万円はざらにいますが、中小企業の社員や個人事業主として600万円は、成功の1つの基準と言えます。
考え方や姿勢、ビジネステクニックやノウハウ、秘話をたっぷり聞きました!再現性のあるエピソードが多数出てきますので、みなさんも是非参考にしてみてください!

第10回目は、薬剤師の経験実績をベースに、さまざまな業務に多角的に携わる30歳の「てら」さんです!

企業が多角化経営をするように、個人で多角的に活動されています。

薬剤師として働きながら、人事、人材採用コンサルタント、調剤薬局の新店舗開発、薬学生向けアプリ開発、イベント企画運営会社の執行役員までやられています!とても多忙な方です。

薬剤師としてスタートし、現在のさまざまな業務を任されるようになるまでのストーリーを聞いていきましょう。

薬剤師、人事採用、コンサルタントなど幅広く活躍する「てら」さんのプロフィール

【経歴】

2015年 薬学部卒 薬剤師国家試験合格
2015年〜2年目管理薬剤師、3年目エリアマネージャー
その後現在まで人事採用、法人営業、新店舗開発、イベント企画を行う

【現在の業務内容】

・新店舗開発
・人事採用
・人材採用コンサルタント
・人材紹介サービス
・薬剤師ライター
・法人営業
・薬学生向けアプリ開発
・イベント企画運営

薬剤師、人材業界などトータルの現在の年収

700万円

薬剤師や人材業界など幅広く活躍するご自身の強みを3つ教えてください

・薬剤師国家資格
・6年制薬学と国家試験等の知識
・医療業界、特に調剤薬局業界に特化した人材採用に関する知識と経験

薬剤師や人材領域でキャリアを積むまでの転機を教えてください

現在の仕事に通ずるまでの転機が2つありました。

1つ目は私が薬剤師となり最初に就職した会社でのことです。

そこでは新卒採用の実績が20年全くなく、私が新卒第一号でした。

6年制薬学教育や現行の国家試験に対する知識を持った社員は1人もおらず、新卒採用にも多額の費用を投資しながらも成果を出せていませんでした。

私はそんな現状を変えるべく自ら志願し、2年目から人事部新卒採用の責任者として、採用計画や予算組みなど採用戦略を考えることになりました。

その年から3期連続新卒採用と複数人の内定者輩出を実現させました。

この成功体験により現在の人材採用に付随する様々な仕事に活きています。

2つ目は社会人6年目のできごとです。

薬剤師として管理薬剤師やエリアマネージャーを経験をして、調剤薬局のことはある程度理解していると思っていました。

しかし、新規店舗の立ち上げを6年目で初めて行い、自分自身の薬剤師としての未熟さや無知さに驚きました。

調剤薬局を開局するにあたって「いつ」「どこに」「何の」申請を出さなければいけないのかをきちんと理解していませんでした。「わかっている」つもりになっていただけだったのです

管理薬剤師の経験もあるので、日々の運営に関わることや各種登録の更新などは業務として行ったことがありますが、全く0からすべてを行うのは初めてでした。

実際にやってみると書類の準備などは特段難しいことではありませんでした。しかしやってみないと分からないし理解できないことがあるのだと実感しました。

社長に「分かると出来るは大違い」と言われたのを肌で実感しました。

この新規店舗立ち上げを行ったことにより、本当の意味で調剤薬局を理解することができたと自負しております。

経験しないと知らないことがこんなにもあるのかと、改めて考えさせられ数ヶ月で、自分自身の成長を強く感じました。

現在も含めて今後も、様々なことにチャレンジして経験をしたいと強く感じるきっかけとなりました。

20代後半~30代にかけて今後のキャリアに悩んでいる人にアドバイスをお願いします

20代後半〜30代にかけてはある程度仕事覚えて色々と任される仕事も多くなってくる年代だと思います。

だからこそ視野を広く持って様々な人の意見を聞きいれることが大切だと思います。

なかなか人の話や意見を聞くことは簡単ではないかもしれませんが、そこから何かヒントを貰えたら人生の転機になるかもしれません。

私は同じ業種の先輩方や経営者の話を聞く機会が多いです。そこには雑談の中にも自分自身に活きる話がたくさんあります。

ある経営者の方から、『出来るか出来ないでなく、やるかやらないかだ。新たなチャレンジは成功率50%あればチャレンジするように』と言われて、自分の中の「やらない理由探し」をしないようになりました。

それだけでなく全く関係のない業種の方や、時には学生とも積極的に話すようにしています。こんなエピソードもあります。

人材採用の面談時に学生を私自身と重ねてしまい、皆んなが『成長したい。高い給与がほしい。出世したい』などの志向があると思ってしまい失敗しました。

学生のなかには『楽したい。のんびり働きたい。新たに勉強などしたくない』という方もいます。

そこを否定するのではなく、その方の真意を聞き取り、寄り添ったプランニングを提案することが出来るようになりました。

1つの側面でなく多角的に物事を見ることができれば、どのような仕事でも役割でも活きるのではないかと思います。

編集後記

てらさんありがとうございました!

薬剤師のイメージは薬局で薬の調合をするのがほとんどだと考えていましたが、薬剤師自らが人材採用や新店舗開発、アプリの開発へのキャリアステップがあることを知れました。

てらさんの自身の転機で語っていただいた、新卒採用業務を自ら志願し結果を出したことが最も印象的でした。

さらっと語っていただきましたが、結果を出すまでにはさまざまな苦労があったに違いありません。このエピソードには社会で成功するための、さまざまな要素が隠れています。

その要素とは、「積極性」「考えること」「創意工夫」です。

会社が新卒採用で苦戦していることを知っても、未知の領域に志願できる人は中々いません。

困っている会社を助けたい精神と、強いチャレンジ精神がそうさせたのだと推察します。

ただ志願したといっても未知の領域ですぐにうまくはいきません。考えに考え抜いて戦略を立て、それを実行して改善していく。

このPDCAを繰り返し創意工夫をし、成果を出したのだと思います。

若い頃にチャンスに飛び込み、そこで成功を収めた人が後に出世や年収UPを果たしているケースが多いです。職種や業界にかかわらず、こういった姿勢はとても大事です。

迷ったらとりあえずやってみる。やってみて上手くいかなかったら考えて工夫する。それだけです。やるかやらないか、やりきれるか途中で諦めるか、それだけで大きな差が生まれてきます。

薬剤師の平均年収について

薬剤師の平均年収は500~600万円です。世間の平均年収と比べても高くなっています。

これは年齢関係なくの平均年収となるため、てらさんのように若くして高年収を実現するには、やはり多くの努力が必要です。

薬剤師の高い平均年収に満足することなく、常に高みを目指していきましょう。

てらさんのインタビューを通して、薬剤師の方はとても参考になったと思います。薬剤師はもともと給与・年収が高いですが、現状に満足することなく次のステップへ挑戦しましょう。