【年収1100万円】電通デジタルのデジタルマーケティングコンサルタント

今回のコンサルタント年収インタビューは、電通デジタルでデジタルマーケティングコンサルタントを務める33歳の「小林」さんです!

デジタルマーケティング企業1社を経て、デジタルマーケティング最大手の電通デジタルに転職を成功しています。

デジタルマーケティングのコンサルタントとしての成功体験や辛かった体験を赤裸々に語っていただきましたので、マーケティング領域で仕事をしている人は必読です!

電通デジタルのデジタルマーケティングコンサルタントを務める「小林」さんのプロフィール

現在、株式会社電通デジタルでデジタルマーケティングコンサルタントとして働いています。

大学を卒業後、何度の転職を経て電通デジタルに転職しました。もともとは広告やマーケティングとは関係のない業界でキャリアをスタートしていましたが、社会人経験を数年間積んだ後に前職のデジタルマーケティング系企業に転職し、その後電通デジタルに転職しました。

現在の年齢は33歳で、インターネット広告を中心としたデジタルマーケティングスペシャリストとして、各クライアント様のマーケティング支援を行わせて頂いています。

電通デジタルの仕事は大きく2種類に分けられまして、商流がグループ会社の株式会社電通商流なのか、直接電通デジタルがクライアント様と取引している直商流かになります。

私の仕事は、主に前者の電通商流のプロジェクトにおけるデジタルマーケティング領域の支援です。

クライアント様の全体マーケティング計画に基づき、マス広告(TVCMや屋外広告など)とデジタル広告とで担当するメンバーが異なりますが、後者のデジタル広告を中心としたプロモーション戦略の立案(広告に限らない戦略)を主に担当しております。

競合ピッチや新規のプロモーションキャンペーン提案時にプロジェクトに参加することが多いですが、場合によりプロジェクト進行における中間報告や戦略方針展開などの運用途中でもジョインします。

クライアント様のマーケティング課題をヒアリングしたり調査をしながら、事業KPI達成に向かう課題の抽出と方針策定が主ですが、戦術の具体化や各所のディレクションなども担当することがあります。その他に各種データ分析やリサーチ、類似事例の収集なども行います。

マーケティングコンサルタントとしての現在の年収

約1100万円

電通デジタルのマーケティングコンサルタントとして働くご自身の強みを3つ教えてください

・プロジェクトマネジメント

・データ分析と課題の構造化

・プレゼンテーション

マーケティングコンサルタントになるには、どうすればよいですか

広告代理店のマーケティングコンサルタントの場合は、入社後に希望が通って異動するか、入社時にそのポジションにつく必要があります。

私の場合は前職時の協業プロジェクト時に動きを見て評価頂いていたようです。

『コンサルタントの仕事はきつい』というイメージがありますが、電通デジタルで働く小林さんの考え・意見を聞かせてください

単純な勤務時間であれば、やはり俗にいうホワイト企業よりもかなり長いと思います。最近はないですが、昔は深夜にタクシーで帰宅することがほとんどでした。

また、データ分析から課題や方針を策定していくので、抽象的な状態から具体的に道筋を作っていく必要がある為、決まった仕事を淡々と行いたい人には向いてないかと思います。

電通デジタルのマーケティングコンサルタントとして働く中での成功体験や転機を教えてください

記憶に残っているプロジェクトは「某大手消費財メーカー企業クライアント様のマーケティング支援プロジェクト」と「某ECクライアント様に関するプロジェクト」です。

某大手消費財メーカー企業クライアント様のマーケティング支援プロジェクト

主に消費者分析や市場リサーチを基に広告プロモーション戦略を中心としたマーケティング支援を行っておりました。

私たちがご依頼されていたセクションは一部の領域に関してのみだったのですが、運用過程における日々のやり取りの中で、クライアント様も想像していなかった課題特定や新たな事業方向性を議論・ご提案差し上げておりました。

最初は発注していている領域に注力してほしいという感じでしたが、徐々に我々の提案内容に興味を持っていただき、世の中の消費者が求めているメッセージを作りたいという気持ちになってきたようです。

やり取りしていた先方のプロモーション責任者の方が、社内で多くの調整や稟議を進めて頂き、当初予定していた領域を大幅に超えるマーケティング支援を担当させて頂きました。

また、その過程でクライアント様の事業計画や経営計画を変更するレベルの決済をとってきて頂き、まさに両社が一体となってこのプロジェクト成功にかけているような状態となり、間違いなく会社を超えたチームが誕生していました。

私たちの提案に乗っていただけるだけでなく、おそらくはご自身の進退も賭けて頂いていたと思います。プロジェクトが一通り軌道に乗った時に一緒にお酒を飲ませて頂いたのですが、勝利の美酒は格別の味がしました。

その方とは一緒に仕事をしなくなった今でもやりとりをさせて頂いております。

某ECクライアント様に関するプロジェクト

新たECサイトを立ち上げて間もないクライアント様のマーケティング支援をさせて頂くというものでした。

もともとは他のメンバーが担当していたのですが、プロジェクトがうまく立ち回っておらず、私がジョインした時は既に大炎上しておりました。クライアント様とのコミュニケーションもそのような状態ですのでかなり険悪なムードになりがちでした。

私は、何が理由でこのような炎上状態になっているか、課題と要因を一つ一つ分析していったのですが、併せて大幅に遅れているスケジュールを平常に戻すためのディレクション修正も行わなければいけませんでした。

分析を続ける中で判明したのですが、そもそも無理なスケジュールや要件設定で進めてしまっていたようで、クライアント様側のローンチ準備もあるので、その中でも絶対に果たさなくてはいけないいくつかのことがありました。

それらを実行するためには圧倒的に人手と時間が足りず、3日間チームメンバー交代で徹夜をして何とか完遂することができたのです。

この時の肉体的にも精神的にもつらかった経験から、どのようなプロジェクトにおいてもデリバリー前の事前要件定義がすべてだと肝に銘じて以降の実務に当たっています。

そのプロジェクト自体は最終的には翌年にリプレイスされてしまったのですが、ある意味では私のキャリアにおける転機の経験でした。

マーケティングコンサルタントを目指す人にアドバイスをお願いします

常に、発生している事象に対してフローを構造化して捉え、どこに変動要因があったら何の結果が変わるかなどを思考していくクセを持つといいと思います。

また、勤務時間が長いことは多少覚悟した方がいいともよく言われますが、一番大事なのはやりぬく意思と根気かなと思っています。

一方で、仕事自体は無限に可能性が広がっていくのと、年収やキャリア過程としても割と良い部類かと思いますので情熱を注ぐ価値があります。