面接でも商談でも飛び込み営業でも、第一印象が大事

ビジネスマンであれば、さまざまな場面で人に出会い、交渉や商談を行います。
日常的に初めましてで出会う人が多い場合は、特に第一印象を良くするために髪型には細心の注意を払いましょう。
就職や転職時の面接では、一般的に当たり前のように髪型やリクルートスーツなど、しっかり型にはまったルールがあります。
では、社会人になってからはどうでしょうか。
就職、転職時の面接も人生を変える大事な場面ですが、社会人になってからは1つ1つの出会いが自分の評価やこれからの人生を変える大切な場面になります。毎日のヘアスタイルにはしっかり気を使いましょう。
特に営業職で飛び込み営業が多い、オンライン営業が多い方。また、技術職であっても他者と打ち合わせの機会が多い人は、相手に不快がられない清潔なヘアスタイルを保つ必要があります。
有名なメラビアンの法則によれば、「人は話している内容そのものは相手に7%しか伝わっておらず、それ以外は声の抑揚やテンポ、見た目などの視覚情報が占める」といいます。
要するに、飛び込み営業で話を聞いてもらえる、商談が成立する、などの成功要素に見た目がかなり占めているということです。逆にいうと、髪型がだらしないなどで見た目が悪いと、機会損失を招いているということになります。
特に社会人になったばかりのメンズは、学生時代と同じように髪を染めたりして個性を出すのではなく、まずは万人ウケする清潔感があって爽やかなで、スーツに合うオーソドックスな髪型にすべきです。
会社に行く前に朝ヘアセットをする際は、寝ぐせのチェックも欠かさず行いましょう。若い時であれば多少の寝ぐせ直しを忘れてもご愛敬で済みますが、それなりの歳の人が寝ぐせで商談にきたら、その人の自己管理の甘さを疑い、ひいては仕事の管理能力も疑われます。
大きな商談であればあるほど、髪型以外の身だしなみもきっちし、商談に臨みましょう。
役職者、経営者ほど髪の手入れを入念にしている

上記の章で、社会人の基本的な髪型の大切さを理解できたと思います。
この章では、商談や打合せで役職者や経営者と会う機会には、より髪型を含めて身だしなみの重要性について説明します。
役職者や経営者ほど、なぜ髪の手入れを入念にしているか。
それは、部下や社員からよく見られるからです。
上司や社長がだらしない髪型をしていたら、この会社はゆるい部分があるのかな。自分も髪型は特に気にしなくてもいいのかな。と会社全体がそういう風になってしまいます。
会社全体がそういう社風になった場合、上述した通り機会損失を招き、業績悪化につながるでしょう。
もちろん最近では、WEBクリエイティブ会社など、奇抜な髪型をした社長もいます。それはそういう社風で、髪型も自由でクリエイティブな発想をみんなに持ってほしい、という狙いがあるのでしょう。
上司が部下に髪型について指導できるように、まず自分が見本になっているのです。
仕事というのは些細なことにも気付ける人間が評価され出世し成功します。役職者や経営者は、その気付きの能力に長けているため、髪型のケアや乱れにも気付けない人間は「仕事ができない」と判断します。
だからこそ、役職者や経営者との大事な商談の場は、髪型を含めて身だしなみをきっちり整えて臨むべきなのです。
どのような髪型が社会人メンズにはおすすめか
清潔感があって爽やかな印象をえるための髪型にするため、髪の長さや髪色、年代別のおすすめヘアーを解説します。
髪の長さ
ショート

圧倒的におすすめがショートヘアになります。
前髪は目にかからず、理想はおでこを出すスタイル。印象学的に、おでこを出すことは日本人として「忠誠心」を表し、好印象になるそうです。
耳回りもすっきり耳が見える形で、えりあしは刈り上げてスッキリ。オシャレにツーブロックにしてみても良いです。
社会人になりたてのメンズは、ショートヘア一択でいきましょう。
ショートヘアの良いところは、ヘアセットの時間の短さもあります。社会人1,2年目はがむしゃらに働いて忙しい時期ですので、朝のヘアセットは一瞬で決まるショートは、筆者個人的にもおすすめします。
参考情報
https://beauty.hotpepper.jp/catalog/mens/lenHL11/ (ホットペッパービューティのショートヘアカタログ)
ミディアム

あまり短すぎるショートヘアはちょっと似合わないかも…という人はミディアムにしましょう。
ミディアムヘアでも、オシャレばかりに気を取られず、基本は清潔感重視でヘアスタイルを美容師に相談しましょう。ツーブロックでオシャレ感を出しつつ、さっぱり清潔感を出すのも良いでしょう。
参考情報
https://beauty.hotpepper.jp/catalog/mens/lenHL12/ (ホットペッパービューティのミディアムヘアカタログ)
ロング

メンズのロングヘアは、ビジネスマンとしては基本NGです。社内でよほどの実力があって、キャラが確立されていて、ロングヘアがトレードマーク。という稀な人もいますが、特に営業マンでロングヘアはNGです。
坊主

ベリーショートで坊主に近いヘアスタイルであれば、清潔感もありますし真面目な印象もあります。
しかし、極端に短い坊主や、スキンヘッドは、会社によってはNGなところもあります。
極端に短いと見た目が怖くなりがちで、相手に威圧感を与えてしまう恐れもあります。
坊主にする場合は、そこに注意を払う必要があります。
↓↓整髪料についてのおすすめ記事
髪色

ビジネスマンの髪色は黒一択です。上で何度も述べましたが、髪型で清潔感を出すためには黒がベストです。
どうしても髪色を楽しみたいという人は、黒ベースでパッと見でわからない程度に少し染めてみてもいいかもしれません。
それ以上に茶色や色んな髪型を楽しみたいという人は、内勤で外部の人と会わなくていい職種で、髪色自由の会社を選びましょう。
ただし、何度も言いますが、黒が無難です。社会人になったばかりのメンズは、冒険せずに黒一択でいきいましょう。
↓↓社会人は髪を染めてもいいの?について解説した記事はこちら
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年代別
年代別のビジネスマンのおすすめヘアはどのようなものでしょうか。
どの年代であっても清潔感が大事ですが、仕事に余裕が出てきたら、周りの様子を見ながら少しオシャレを楽しむのも良いでしょう。
20代
社会人になったばかり、数年目の人が多いので、あまり冒険はせずにすっきりシンプルなヘアスタイルがおすすめです。
パーマをあてたい人は、派手になって生意気に見られない程度に、軽いオシャレパーマなら良いでしょう。
30代
会社でも中堅どころになってきて、部下をもってマネジメントをしている人が多い年代です。
会社のルールや社風の範囲で、髪型でオシャレを楽しみ始める年代でもあります。
部下の手本になれるように、清潔感や人からよく見られることを忘れずオシャレを楽しみましょう。
ある程度手元にお金が入ってくるようになるため、ちょっと高めのスーツを買う人も多くなります。スーツにあった大人な髪型でビジネス面でも女子ウケも狙いましょう。
40代
人によっては取締役など重役を担っている人も多くなります。
大企業であれば、課長、部長などもこの年代が多くなります。
重責があり、髪型にあまり気を使っている余裕がない人も多く、また毛量が減ってきて思う髪型にできない人も増えてきます。
そんな40代で定番と言われているのが、オールバック × 七三分けです。短髪で清潔感も出て、朝のセットが簡単というメリットもあります。
また、髪が弱ってきだす人も多いため、ケアは大事です。
パサパサヘア、ベトベトヘア、ダメージヘアなど、加齢による髪へのダメージが出てくるため、見た目の清潔感を保つためにヘアケアも忘れずに行いましょう。
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ビジネスでウケる髪型は女子にもウケる!?

男であれば誰しも、女子ウケの髪型が気になるものです。
ビジネスよりの髪型にしているけど、そのままで女子ウケはいいのかな?と疑問に思うでしょう。
そこは大丈夫です。
何度も言いましたが、ビジネスで好かれる髪型は清潔感のある髪型です。
ビジネスにおいて第一印象の良いということは、女子から見ても「社会人としてきちんとしている」「真面目」「かっこいい」という印象を与えます。
ビジネスでうまくいっている人は顔に自信が現れてきますし、その顔つきや内面の成長が「大人のオトコ」と女子には伝わります。
やはり男としては、女性にモテたいとばかり考えがちですが、まずはビジネスにおいて成長して大人のオトコになることで、自然と素敵な女性を巡り合えることができます。